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食は【命の循環】という尊い行為

「いただきます」と、手を合わせる行為を行っている方をよく見かけます。
小さい頃からのクセが、なんとなく習慣になっているのでしょうか。
それとも、何かを思い浮かべているのでしょうか。
作ってくれた人の顔だったり、魚や、豚や牛への感謝でしょうか。
野菜や大地そのものに、ということもあるかも知れません。
このように見ていくと、食事は命をつなぐとても尊い行為だということがわかります。
なぜなら、動植物の命から明日を生きるエネルギーがいただけるからです。
その命を決して無駄にせず、一生懸命に働きよい社会を作っていったり、人に親切にしたり助けるなど、世の中のお役に立たせていただきたいものです。
他の命をいただくという犠牲をはらっているのなら、当然のことともいえます。
しかし、他の命を奪いたくないからと極端に殺生を恐れてしまうのは現代では少し不自然なことです。
やはり、感謝してよい循環にもっていくということが理想です。
生きていると、思い通りにいかずイライラしたりつい不平不満を口にしてしまうこともあるかもしれません。
そんなときは、今一度、多くの命に生かされていることを思い出してみましょう。
よい方向に心が切り替わっていくことを実感できると思います。

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